四十九日〜子ども達に救われた話〜

おはようございます、jose_koffeeです。昨日、義理の母の四十九日が無事に終わりました。とりあえずは一安心です。

晴れの不思議

建築中の新居にお仏壇を造り付けるため、毎週の七日七日(なんか・なんか)はお墓へ行きました。しかし四十九日の昨日まで一度も、お墓で雨が降ることも、足元がぬかるむこともありませんでした。

葬儀前日、義理の妹と2人で義理の父のお見舞いに病院へ向かっていた時のこと。大降りになったので「今朝もかなり降っていましたね、お天道さんが大泣きしているのかな?」と話しをしました。

葬儀当日、お坊さんが葬儀場でお経を唱えている時のことです。ザーっと室内まで音が響くぐらいの土砂降りになりました。前日同様、ああお天道さんが泣いているんだと思っていました。

葬儀場から火葬場へ向かう時も、火葬場からお墓へ向かう時も、弱くはなっていましたが雨は降り続いていました。

ところがお墓に着く手前からお天道さんが出てきて、お墓では雨が降った跡もありませんでした。とはいえ前日も雨だったので、ぬかるんでいることも覚悟しました。

でも地面はしっかりと乾いていました。お墓の開閉業者の方も「周りは降っていたのに不思議ですね」とおっしゃっていました。帰る時には綺麗な夕陽も見え、とても印象的でした。

義理の母はかなり気を遣う方でした。亡くなる3日前でさえ、ナースコールを遠慮するくらいです。手を合わせに来てくれる人に、気を遣ったのかもね〜と話しをしています。

もしかしてお義母さん?

と思う、不思議なこともありました。

  • 私の母に、義理の妹の息子(甥っ子)がくっついていた (甥っ子は話しはしても、かなり人見知りです。義理の妹に「jose_koffeeちゃんのお母さんにくっついてる」と言われ、私自身が驚きました。血の繋がりはないですが、ばぁばぁを少し感じたのかな?)
  • 私の実家近くの道路上に1羽の鳩が現れ、車で近付いているのに絶対飛び立たず、ゆっくり横断していった
  • 私の実家で呼び鈴が鳴り、確認しても誰もいないことが続いた (笑い話ですが、後になって呼び鈴が壊れていたためと判明。それでも、義理の母が亡くなった後すぐに始まったのは不思議です。)

他には、1人で外出の際、車に虫が1匹とまっていたり、ちょうちょが1羽ヒラヒラと舞っていったり、見慣れない鳥が車近くを歩いていたりもしました。運転気を付けてってこと…?

七日七日のお墓参りからの帰る際、初めて見る葉っぱに擬態したバッタがいたり、1羽の白サギが来たことも2回ありました。

義理の母を亡くしたばかりで、全て関連付けてそう思えたのかもしれませんが…こじ付けだとは思えないことも多々あり。霊感は全くありませんが、ご先祖様や義理の母は、やっぱり近くで見守っているのだと思います。

四十九日のお墓で

f:id:jose_koffee:20231116005416j:image出典:沖縄県メモリアル整備協会

4歳の娘と上の写真・ウチカビの話しをしました。義理の母が亡くなってから、娘は生死に関する質問を私にするようになっています。

娘「あのきいろいの、なーにー?」

私「ウチカビっていうあの世のお金だよ」

娘「?」

私「あの世では1枚1億円になるらしいよ」

娘「1おくえん?」

私「そう、ばぁばぁに持たせるの。あとはばぁばぁが周りの人にも分けるはずね」

娘「ばぁばぁ、どうやってもってくの?」

私「燃やしたら天に届くんだよ」

娘「てんってなあに?」

私「お空のことね」

いろいろな説があるものの、ウチカビ1枚1億円はかなり大金だったかもです。私がどこかで覚え間違えたか…(ウチカビ自体は、高価なものではないです。)

そして子ども達がいて本当に良かったと、義理の母の葬儀でつくづく思いました。甥っ子・娘・息子がその場を和ませてくれることが度々ありました。

四十九日でも、子ども達は三者三様に場を取り持ってくれました。

「お孫さんがやると、亡くなった方お喜びになるので」とお坊さんにお願いされ、娘はお供物をお箸でひっくり返しました。ばぁばぁにご飯を食べさせて嬉しそうでした。

甥っ子はお供物をご列席の方に配って和ませていました。誰一人、遠慮していませんでした。子どもに渡されたら受け取りますよね。笑

息子の丸坊主&おしゃべり具合は、ご列席の方の笑いを誘っていました。お坊さんが気さくな方で「同じ髪型だね、一緒にお寺に帰る?」と質問。いーやーだーと笑いながら息子が答え、一同一笑いでした。

義理の母は、亡くなるにはまだまだ若かったです。それでも孫である子ども達がいてくれたことは、良かったと思います。

我が家で

お墓に一緒にいった遺影も元に戻し、「ばぁばぁ、かえってきたねー」と言いながらここ最近の日常へ。遺影の義理の母に話しかけることが、我が家では日課になりました。

用事で1人外出して夕方帰宅すると、娘はお風呂から出ていて「ママ、おかえりー!◯◯(弟)がごはんたべなかったんだよ。パパがおこってた」とのこと。「その後は食べたの?」と聞くと、「うん!」と一言。

夫と息子はお風呂中。息子がお夕飯をなかなか食べなかった (かつ、私もいなかったし、最近お疲れ気味)となると、夫はご機嫌斜めかしら…と予想しました。

しかしお風呂上がりに私を見た瞬間、夫がケラケラ笑い始めました。相当ツボにハマっているようで、訳も話さないまま「jose_koffeeちゃん、お夕飯食べる?」と私にちゃん付けまでする始末。笑 「◯◯(娘)、本当にありがとう!パパ、今年一番笑った!」と笑い泣きしながら話していました。

娘の発想

夫がお夕飯を食べない息子に怒って、少しダンマリしていた時。娘がふいに「ばぁばぁのウチカビは3おくえんなの?」と聞いたそうです。

夫は思わず「どういうこと?」と聞き返したそう。娘は「わるいひとが3おくえんもってくんだよね?ばぁばぁはわるいひとじゃないから、もっともっていけるね」「ばぁばぁ、まわりのひとにもわけるんだよね?」と話したそうです。

ようやくピンときた夫。THE ALFEEの府中捕物控という、3億円事件の歌のことだとわかったそうです。

そしてトドメにポツリ「おつかれさまです、りっぱです。」と呟いた娘。夫は終始大爆笑で、私が帰ってくるまで笑っていたという訳です。最後には子ども達と3人で踊っていました。笑

それにしても、いろんなキーワードから、ウチカビと府中捕物控を繋げるとは…!我が子ながら、天才です。

私がお風呂中、夫は子ども達とよく、夫自身の好きな音楽を聞いたり、ダンスが好きな娘のために曲をかけたりしています。その流れで数回流したことのあるTHE ALFEEの府中捕物控。最近は流していなかったそうですが、娘はバッチリ覚えていました。

記憶力もさることながら、自分のわかる点と点を結びつける頭の回転の速さに、「やはり娘は頭がいいぞ」と親バカ2人は感心し切っています。

そして何より、私がどう励まそうとも、最近は笑顔を見せなかった夫。娘には感謝、感謝です。ありがとう(⁎ᵕᴗᵕ⁎)