【アイサン通教】我が家は書院造から寝殿造へ?

おはようございます、jose_koffeeです。ブログをザっと見たときに「建築の勉強してるのかい?」と、自分にツッコミを入れたくなりました。笑 ということで本日は、建築に関するお話しです。

アイサン通教 建築史の教科書

アイサン通教の2022年度 大学テキスト一覧にも掲載がある、建築史の教科書『建築史 増補改訂版』を絶賛 読み込み中です!

その中で出てくる、平安時代に貴族住宅として繁栄した寝殿造と、室町時代頃からの武士の住まい書院造について書きます(•̀ᴗ•́)و

副読本として

並行して読んでいる日本文芸社の『眠れなくなるほど面白い建築の話』は、入門編としてかなりオススメです!面白く、かつ、簡潔にまとめられているので、最初の知識導入には最適かと。

 

資料集としては学外出版社の『カラー版 図説 建築の歴史西洋・日本・近代』と、「建築史」編集委員会の『コンパクト版 建築史 日本・西洋』をちょいちょい見ました。図があるとわかりやすくていいですね!

 
 

複数の書籍を見る良さとして、視点・解釈の違いがわかったり、同じ内容を表現を変えて説明しているので、ある書籍ではわからなかったことがこちらの書籍でわかったり、ということがあります。理解が深まって、一生物の知識になりますように(⁎ᵕᴗᵕ⁎)

歴史が大の苦手

複数の書籍を見る一番の理由は、歴史が大の苦手だからです。そして建築はこれから学んでいこうという、ズブの素人。どちらの知識も一緒に身に付ける、とは上手くいかないもので(・ω・;)

ただ、建築は学ぼうという意欲がある分野なので、おのずと歴史にも興味が湧き始めています。今流行りのリスキリングとアンラーニングの掛け合わせでしょうか?!(横文字、きちんとはわかっていません。笑) 兎にも角にも、頑張るぞ〜(•̀ᴗ•́)و

寝殿造と書院造をザックリと

寝殿造

  • 平安時代
  • 貴族の住まい
  • 儀式を重んじた
  • 壁で囲われているのは寝室のみ
  • それ以外は置き型の調度で、自由自在に間仕切り

書院造

  • 室町時代以降
  • 武士の住まい
  • 接客を重んじた
  • 障子や襖などの建具で、ある程度の可変性を持たせた間仕切り

貴族から武士に権力が移行していく過程で、住まいの主流も寝殿造から書院造へ移行していった、という感じです!

フリーランスのインテリアコーディネーター・しけたむさんが執筆しているインテリアのなんたるかで、とても詳しく紹介されていましたφ(•ᴗ•๑)メモメモ しかも最後にまとめ小テスト付き!今後もお世話になりそうです。

我が家は書院造から寝殿造へ?

構造だけ見ると、我が家は書院造から寝殿造へ歴史を遡ることになるのかな?なんて思いました。

現在の我が家はザ・昭和の団地です。3LDK、引き違い戸と襖の建具で、きちっと個室に分けられます。

一方の新居は、外壁こそ固定されていますが(寝殿造は可動だったのであえて。下記の蔀戸も見てみてね)、内部はほとんど壁がありません。2階建てとはいえ1LDKの新居、その時々で間仕切りしようと目論んでいます。

喧嘩っ早いので武士寄りかと思っていましたが、どうやら貴族寄りだったようですΣヾ(・ε・。)ナンデヤネン

現代の蔀戸

寝殿造の外壁は可動だったと書きましたが、その正体は蔀戸(しとみど)と呼ばれるものです。上部は跳ね上げられ、下部は取り外し可能。

f:id:jose_koffee:20230916021034j:image出典:WOODONE

そして現代の蔀戸として、面白い作品を発見しました!ツバメアーキテクツさんの蔀戸の家です(◍•ᴗ•◍) こちらは内部に向かって跳ね上げる蔀戸でした。

f:id:jose_koffee:20230916021807j:image出典:ツバメアーキテクツ

調べ物って止まらない

図書館のすゝめでも書きましたが、便覧や資料集を見るのが大好きでした。しかも今やっているのは、大好きな建築のレポート課題。止まらない、止まらない…

どこかで区切りを付けて次に進まねばですが、調べ物を始めると止まらなくなりますね。バランス良く、計画的に進められるようにならねば!